第7章 関ジャニ∞:横山裕
「好き」
「だからなに」
「受け取ってや」
「いらない。」
この会話を続けて、
朝っぱらから数えれば
もう10回は軽く超えると思う。
いらないのに、
無理矢理渡すってどうなの。
大体、彼は何なの?
好きとか知らないし、
私は好きじゃない
人としては優しい人だし
思いやりあって気遣いもできる、
すごく素敵な人とはおもうから
好感は持てるけれど。
「なー、ほんま頼むから」
「いらない。甘いもの嫌い」
「と思っての甘さ控えめや!」
「でもいらない」
いい加減に飽きてきた、
とその場を離れようとすると
「どこ行くん!?」
追いかけてくる横山くん。
あ、彼は横山裕くん。
女の子が若干苦手の照れ屋で
よく噛みまくる事で有名
友達は大体、関西の子
付け加えるならかっこいい。