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Ifの物語。

第7章 関ジャニ∞:横山裕








『別れよ』




電話越しの別れ話。



しばらく会えへんとか、
そんなことほざいといてなんなの?


「マジで言うてんの?」

『マジや』

「他に、好きな人できたん」

『そんなん、ちゃうわ
 お前以外に好きな奴とかできひんし。』








「……っ、なんで、なん…
 なんで別れなあかんのよっ…」





テレビを見てて、


歌を聴いてて、






貴方を思い出す。
次会うときはなにしよう?


甘えてみようかな?




わかってる。






最近、週刊誌で
騒がれてしまってること




だから、もう2ヶ月も会えてない





アイドルだから安易に
交際してますなんて言えるはずもないこと






知ってるから、
嫌だなんて言えないのに。







「裕…、離れたくないっ……」



『会えんのやで。
 たぶん、ずーっとや。




 俺が熱愛でいじられてんの、
 見てて平気で居られるんか?
 ちゃいますよ、って言ってるの見てさ
 泣かんで居られるん。無理やろ?
 ネットで叩かれんで、嫌がらせもされるで
 …無理やろ、俺がっっ!!』





裕が、本気で泣くのを

初めて聞いた。








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