第6章 嵐:松本潤
嫌われたくて、独りになりたくて
私は、人が嫌いになる事を
しようって、思った
だから女の子に嫌われる性格を演じた
好かれたら、
失う時のストレスが多い。
関わり多く持てば、
傷つくことがたくさん増える。
これでいいんだと、安心できた
そうしたら、
いつの間にか、
人への接し方が分からなくなった。
『ちゃん!
今日も一段と可愛いね〜!』
「ありがとお!」
『ちゃん付き合って!』
「んー。考えとくねっ」
心がずたぼろで、
独りになったらなったで
涙がこぼれた
「…なに泣いてんの?」
そこに、
学校一モテる彼が
だるそうな顔でやって来た。