第6章 嵐:松本潤
ソファーに座って、
遠くから皆を眺めた。
友達の多い潤くんは、
よくレストランとか貸し切りしたり
カラオケ行って、
わいわい遊んでいた。
付き合いはじめて2年。
程々の距離も大切だもんね
「入んないの」
「…翔くん」
よっ、と笑顔で
話しかけてくれた翔くん
「いいよ、妬いちゃうから」
普通の友達にですら、
妬いちゃうなら
そんなの苦しくてツラいだけ。
「松潤は気にしないと思うよ
むしろ喜ぶっていうか、」
「喜びはしないよ。いつも怒るもん」
「ふふ。素直じゃないだけ」
友達に囲まれた潤くんを、
ただ見つめるだけ。