第6章 嵐:松本潤
「ねー、松本くん。
ここ教えてよ」
「は?自分で解けよ」
わかった事実は、
こいつはバカだということ。
俺は学年で
結構、上の方にいるのに対して
こいつは下から数えた方が早い。
授業中、ずーっと聞いてくる。
うざい。
「ねー、まつも「うるさい黙れ」
「けち。」
そっぽを向く君に、
はぁ。とため息ひとつ吐いて、
「…x=4、」
「えっ!?すごい!ありがとう!」
「式は自分で考えろよ」
へへ、と無邪気に笑う君に
何故かドキッとする、自分。
恋だなんて、
そんなん、
あるわけねぇから。
( 隣の席の○○ちゃん ) END
「松本くん、」
「…今度はなに」
「隣の席になれて嬉しい。」
「…う………ん?」
「顔」
「うるせぇ、俺は嬉しくねぇから」
(( やべ、めっちゃかわいい。嬉しい ))
(( 松本くんの事、ずっと好きなの ))