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Ifの物語。

第6章 嵐:松本潤






「最近、俺んとこに来ないし
 好きとか言わないからさ
 嫌われたのかと思った」


「き、嫌わないよ」





むしろ大好きですけどねっ!!





「…恋愛感情なくなった?俺に対して」


「え、や、あ、ある…よ」




恥ずかしいこと言わせないで、



「まだ、現在進行系なら



 …俺と付き合わない?」







松本くんは、
少し視線を下にやる



ああ、彼も恥ずかしいんだ





「ほ、ほんと?」

「嘘言わねえから」





嬉しくて涙が出てくる。





がら、





教室のドアが開いた。


そこには笑顔の安田。





「おめでとお」






私は見えた


安田の目のあたり、
泣き跡があったこと。




でも、あえて言わない






「ありがと安田」


「おん、ほんなら
 僕は先に帰るな。ばいばい!」







スタスタ去っていく、
安田にもう一度、「ありがと!」


そう叫んだ。




涙声で安田は「ええって!」と返す









実る恋があれば、





終わる恋もあること








今日、初めて知った














( 押してダメなら引いてみろ作戦? ) END














(( ホンマは、

 上手くなんかいかんでええのに、 ))







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