• テキストサイズ

Ifの物語。

第6章 嵐:松本潤






「前はあんな好き好き言うてたんに、
 どーしたん、元気がないやん」


「片思い、疲れたの」




好きと言えば、うざいと返され。



付き合いましょうと言えば、
冗談は顔だけにしろと言われる。




私だって、傷つくんだから。






「…ぐずっ、」

「泣いてるやんけ」



と安田が頭を優しく撫でる。





違うよ、



本当は分かってる。


松本くんには好きな人が居て、
その人が居るから私とは付き合えないこと




そんなの、前々からずっと知ってた






「あほう、ほならいいアイディア
 押してダメなら引いてみろや!!」



「なにそれ。」

「いつもは攻めてるやろ?

 やなくて、
 敢えての受け身になんねん。」




…てゆーことは、

「好きアピールしないってこと?」

「そゆことや」







…逆に辛い。










/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp