第5章 嵐:二宮和也
PM.6:00
私は彼らに捕まる
「ニノばっか仲良くして!!」
渋谷くんがぶすくれて、
私に抱きついてくる
議論のテーマは
[私が二宮くんと仲良くしすぎ]
当の二宮くん本人は、
ゲームで忙しいと部屋に引きこもり
「誰と仲良くしようが
私の勝手じゃないですか」
二宮くんはいい子だし、
ほかの人と比べてしまえば
ダントツで、飛び抜けて
私を気にかけてくれる、優しい子
お前らとは比べもんにならないんだよ!!
「ニノ、ちゃんが
好きなんじゃないのぉ?」
「あー、それ僕も思っててん」
癒し系の2人が
やっぱりー?と声を上げる。
それに食いついたのは、
渋谷・錦戸・大野(なんで)・丸山
「は、はあ!?なしなし!」
「んなのあるわけないじゃん!」
「好きでもあげないよね」
「うん…って大野くんはなぜ食いついたん」
「全力否定は悲しいよ」
まあ、二宮くんなら…。
なんて考えていたら
がちゃ、と控えめなドアが開く音
「二宮や」
「皆していない奴の事を…」
と抱きついていたやつら、
(食いついたやつら)を引き剥がす。
目がばちっと合うと、
照れたように口元隠す。
「……りませんし…」
「ん?」
「好きじゃありません!!」
ボッと爆発みたいに
顔が赤くなる二宮くん。
そして同時に皆は思う。
(((……リア充だ…)))
( 逆ハーレムだって? ) END
渋「日頃の手伝いも下心って事やな」
「しないよりマシですー」
丸「うわあ!贔屓!泣くで!マルちゃん!」
錦「交際反対!両想い反対!デモやデモ」
櫻「うるさいよ、」
智「元気だね、関西組は。」
松「大野さんお爺ちゃん過ぎるよ」
安「僕は諦めへんよ!ちゃん!」
相「洗濯物、取り込んどいたよ」
「ありがとう!助かった」
忠「好感度稼ぎや…、せこい」
やっぱり関西組はうるさい。
二「いい加減、その話題やめません?」