第5章 嵐:二宮和也
寮母の朝は、
寮生を起こすとこから始まる
AM.7:00。
関西組7人。
3人と4人に分かれている。
「はーい、起きろー。」
しーん…。
もちろん起こす気なんてない。
「起きないと遅刻ね~」
バタンッ。
日頃の恨みをここで晴らす(ちっちゃい)
そして、まともな関東組。
「起きて、」
関東組は5人なので、
みんな同じ部屋。
「んぅ…、ちゃん?」
「はい。おはようございます」
まず大野さんを起こす。
残りは彼が起こしてくれる
AM.7:30
食事は食堂があるので、
ご飯は大丈夫。
ので、洗い物を始める。
「あー、よく寝た」
「今日は数学、小テストだね!」
「うっそ!勉強してませんしっ」
「はは、やっばいねえ」
「そう言う君もしてないでしょーが」
ぞろぞろと関東組が降りてくる。
寮は学校の敷地内にあるため、
ギリギリ寝てても平気
「よいしょ、と」
洗い物多すぎる…。
「ちゃん、持つよ」
「に、二宮くん…。」
重いカゴを平気で持ち上げ、
にこっと微笑む彼は二宮くん
いつも何かと率先して、
私のお手伝いをしてくれてる