第5章 嵐:二宮和也
生まれた時から病弱で、
よく入院したりしてた。
高熱出したり、喘息起こしたり
そのせいで学校にあまり行けなくて
友達も全然いなくて。
そしたら、唯一の友達の
相葉くんがカズくんを連れて来た
「こいつ、引きこもりだから
ちゃんと気が合うよ!」
ねー?と笑う相葉くんに
照れたように睨むカズくん。
「よろしくね。二宮くん」
「…よ、ろしく…」
「照れてやんのーっ!」
「うるさい!」
それがきっかけで、
二宮くんはよく
私の家に来てくれた。
相葉くんが忙しくて来られない時も
学校で忙しくしてても、
必ず毎日、顔を出してくれた。