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Ifの物語。
第5章 嵐:二宮和也
テレビの音と、ゲームのBGM。
部屋の中で、それだけが
永遠に流れ続けていて
お互い会話しないで
たぶん2時間は過ぎてる。
つまらない。飽きた。
だから、試してみただけ
「カズくーん。」
「んー?」
興味なさげな返事に、
少し呆れる。
「私達さー、別れよっか。」
ゴトッ、
ゲーム機が落ちる
鈍い音ともに、
カズくんの「はぁっ!?」の声。
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