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Ifの物語。
第5章 嵐:二宮和也
「にのみ「ちょうどよかった。飲みもん買って来い」
パシられるのなんて、もう慣れたし。
良いように
利用されてるのも、自覚してる。
「…お茶ですか?」
「コーヒー牛乳。よろしくー」
ちゃりん、と
手のひらに乗る小銭
いいんだ。
片思いが楽しかったりするんだし
付き合えないのなんて、
始めっから分かってたもん。
「ちゃん、おはよ」
「相葉くん、おはよう」
寒いねぇって
マフラーで口元が隠れてる相葉くんが
やって来た。
「相変わらず、パシられてる?」
ふふふ、と笑う相葉くん
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