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Ifの物語。
第5章 嵐:二宮和也
『和也、最近の学校はどうだ?』
「…ちゃんと勉強も出来てます」
『そうか』
家族の仲なんて、
初めから薄いも同然だった
友達だって上辺だけ
俺なんか居なくたっていいみたいで
女子だってそう。
容姿、富、
それが目当てなだけだ。
つまらない。
何にもつまらないこの世の中
そんな時、君が現れた
「先輩!!おはようございます!」
寒さのせいで、
赤くなっている君の頬
「うん」
「ご一緒によろしいですか?」
「勝手にすれば。」
居なくたって、何も変わんないだろ
お前も俺も。
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