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Ifの物語。

第4章 嵐:相葉雅紀







なんなんだ。



本当に、なんで私なんか
雑用させられるの




意味不明、意味わからない。






「肩もみ」




完璧に私を奴隷みたいに思ってる!






「あ、次は俺ね」



「抱きつかないで、二宮くん」




私が生徒会の雑用させられてるのは




二宮くんのせいだったりする。



懐かれてるんだ、二宮くんに。
本当にイヤだな。





「ニノ、離れろ。
肩もみ荒くなる」


「マッサージ機か、私は。」



「やーだ。」





いいんだ。



乙女フィルター(なんだそれは。)で
逆ハーレムと思い込むから!!






現実はそんなもんじゃないけど…。






しばらくして、




櫻井先輩が戻って来て
解散ということになった。




寝ていた大野先輩も起こして、




ソファーで寛ぐ相葉くんにも
声を掛ける。








「あの、帰りましょ。」




「…ねえ。」





いつもより低い、声で
相葉くんが話し始めるから。


不機嫌なのかな、って分かる





「なに?どうしたの?」




「…2人きりだよ!!
ドキドキしないの!?ねえ!」






やっぱりいつも通りの相葉くん。






「ヤキモチ、した?」


「わ、わるい?」







皆に秘密の関係だけれど。






「いちゃいちゃと…」


「ふふ、ごめんね?」








恋人同士、って。





少しだけ恥ずかしい。




















( ヤキモチ妬き ) END









「大体さ!」
「ん?」
「ニノもニノだよね!!
ちゃんになつきすぎ!」
「犬みたいだよね」
「呑気だなぁ!ダメだよ〜…
僕とちゃんはさ…」
「おーーい!早く帰ろうぜ!」
「あ、櫻井先輩。行こ、相葉くん」
「あ、ちょ…。」



(やっぱ秘密の関係ってツライなー…)




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