第3章 日常
「あっ、それはね。私が九番隊にお邪魔してたからで・・・」
雪乃のその言葉で周りにいた人達は一斉に檜佐木を睨んだ。
「え、い、いやぁ・・・ははは・・・」
「九番隊にいるところを見ないんじゃなかったの?」
「そうとは言ってない!」
「似たようなものでしょー?」
「うっ・・・」
乱菊と弓親の攻撃を受ける檜佐木に止めを刺したのは他でもない雪乃だった。
「私、いつも週末は九番隊にお泊まり行ってますよ?」
「えぇぇ!?まじで!?」
「う、うん。乱菊落ち着いて、ね?」
同じことを何度か繰り返し、雪乃はここまで来た経緯と東仙隊長との関係を説明せざるを得なくなった。