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孤独を無くしたい 【D.Gray-man】

第28章 これから、君と


思えば、みんなと絆を繋ぐまで、色んな事があった。


絶望して、心を無くして。


少しずつ『自分』を取り戻して。


あのとき、みんなに助けられて。


突然、家族と友達が出来て。


ラビが、心を救ってくれて。


ノアにさらわれて、ラビの存在の大きさを思い知って。


告白して、フラれて。


そしたら、コムリンに襲われたっけ。


クリスマスに、またラビに救われて。


ようやく想いを届けれた。


その後すぐティキに殺されかけて、シリーに助けられた。


ラビ達は私を見つけて、「待ってる」と言ってくれて。


そして、今。


帰ってきた私は、みんなに温かく迎えられている。




みんなに助けられた時、あの出会いから始まったのは、
私の『新しい人生』。


先が短いかもしれない?
そんなこと、どうでもいい


ラビがいて、隣に有れるのなら.......
それだけで幸せだから。

時が過ぎれば人は変わるものだ。
今、私の体も心も、傷なんかない。


もう泣かない。

ティアドロップは神の嬉し涙。

リナリーがそう教えてくれたから。

悲しい涙は流さないよ。

他人を傷付けて喜ぶような奴らに、
泣かされるなんて悔しいもん。



ほら、顔を上げて


思いっきり笑うんだ


また新しい一歩を踏み出そう











fin.
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