第4章 黒の教団にて
リランが教団に入団する3日前
~ノアサイド~
「ねぇ~千年公~」
「どうしましタ?」
ロードが伯爵の首筋に抱き付いて
甘えた声を出した。
「暇だよ~、アレンと遊びた~い」
ぶらぶら足を揺らし、
ぶーっと唇を尖す。
「アレン・ウォーカーですカ?
少しだけですヨ~」
「やったぁ♪じゃあ、アクマたくさん
連れてっていい?」
「もちろン♪」
ロードは伯爵の首から滑り降りる。
抵抗するのに構わず
レロをひっつかむと、
楽しそうにスキップして
部屋を出ていった。
そして、ロードはニヤリと笑う。
「どーやって遊ぼうかなぁ~♪」
楽しく想像しながら、
アクマを集め出した。