• テキストサイズ

【庭球】甘酸っぱいチョコあられ【長編】

第14章 【11】そいつは急にやってくる



合宿初日に予定されていた全てのメニューを終えると そのまま夕飯を食べ、その後は就寝時間まで自由時間。
手塚部長が配慮してくださったおかげで、僕は一人部屋。

『ふ〜・・♫』

お風呂は自室のものを使った為、ゆっくりとリラックスして入ることができた。
思ってた以上に 疲れてたみたいで、まだ20:30やのに もう眠たいw

ベッドに座って 肩にかけたタオルで濡れている髪を拭きながら ケータイを触っていると、コンコンコンと扉がノックされた。

『は〜い』

返事をして 立ち上がり 扉を開けると、そこには侑くんが居た。

『侑くん!!!』

喜びを隠すことなく 名前を呼ぶと、侑くんはニコッと笑った。

「いま えぇか?」
『うん!!』


侑くんを部屋へ招き入れると、侑くんには椅子に座ってもらい 僕はまたベッドに腰掛けた。

『侑くん 久しぶりやなぁ!!』

先ほどまでの眠気はどこへやら。
子どものように足をパタパタさせながら
他愛ない話に花を咲かせた。


/ 62ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp