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片思いの終わらせ方
第3章 その3.素直に信じてはいけません
「わかった?」
はい、大野さんのことは大野さんの言葉だけ信じます。聞きたいことは全部大野さんに聞きます。
「返事。」
「はい」
「うん、じゃあ泣き止んで。」
「あ、すみません。」
「ってもしかしなくても手かかるよね?」
「かからないとは、言えないです。」
「やっぱり。」
「……」
「あ、今悪い方に考えたね。」
「え!なんで、」
「わかってきた、のこと。」
ふふふ、と優しく笑うあなたのその言葉で
天にも昇れそうです、私。
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