• テキストサイズ

片思いの終わらせ方

第7章 その7.鵜呑みにしてはいけません








「和也くんとちゃんって凄くお似合い。」





その声に立ち止まって振り替える。
柚希ちゃんが嬉しそうに笑っている。







私と、先輩?






「羨ましいなあ、ねえ、智?」







柚希ちゃん、違うよ、私ね、大野さんのことが









「私は―…」






口を開いた時、また遮られる。


「うん、そうだね。」






大野さんの真っ直ぐな視線。
目があって嬉しいはずなのに、


こんなに苦しくなるなんて。












/ 170ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp