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【ぬらりひょんの孫】兵庫伝説〜義賊さんと姫路城の姫〜

第1章 義賊


この義賊の頭の男は、紐を自在に操ることが出来た。



「追っ手を撒くぞ!」



そう叫ぶと同時に、男は紐を取り出した。



それを足元や頭上など、様々な場所に張り巡らせていく。



義賊を追っていた捕り方たちは、道に張り巡らされた罠に気づかず次々と紐に引っかかった。



紐に引っかかった捕り方に別の捕り方がまた引っかかり…と、てんやわんや。



その様子を見て義賊たちはニヤリと笑うと、夜の闇へと消えていった。


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