ブラックラブ!after and another story
第4章 想いよ、永遠となれ。~玲央ver.~
「れれれれれ玲央さん、そ、そんな怒らなくてもっ…」
玲央「私だってちゃんと男!ったらそんなんだといつか私に食べられちゃうわよ?」
頬杖をつきながらふんっと不機嫌になる玲央さん。なんだか可愛い。
「た、食べても美味しくないですよ!?」
そういうと玲央さんはぽかーんとした顔になる。
玲央「や、そういうことじゃなくて…ん、ふふふっ、あははははっ」
「え、え…?」
つりあがっていた眉はさがり、ほんのり顔を赤くしながら玲央さんは笑い出した。さっきまで不機嫌だったのに、上機嫌と思えるくらい。
玲央「本っ当に、あなたといると飽きないわー…」
「え、え?」
ちんぷんかんぷんの私のおでこをツンとつつき、また笑う玲央さん。
玲央「ド天然…ふふふっ」
「なっ…」
だが、怒る気にも恥ずかしい気持ちにもならない。ただ私は笑う玲央さんの顔が好きで。見つめていると私まで笑いがつられるほどに。
玲央さん、
私もあなたといたら、飽きませんよ。