第4章 想いよ、永遠となれ。～玲央ver.～

13日、午後6時。
そろそろお夕飯にしようかなと思い、寝転がっていたソファーから起き、伸びをする。
丁度その時、机の上に置いといたチョコの箱を目にした。今日の日中、頑張って作ったガトーショコラ。もちろん明日のために。

そして、愛しいあの人に渡すためにー…。

♪♪～

「え、電話…?…れ、玲央さん!?」

玲央『もしもし？？今空いてる？」

唐突の電話に質問に答えられず口をぱくぱくするだけの私。当然相手からは見えてないので黙ってるだけにしか思われない。

玲央「忙しかったかしら？」

「い、いえ！全然暇です！」

玲央「良かった！じゃぁ…


バレンタインディナー、しましょ♪」