第4章 悲しい再会
(偽)麦わらの一味 集合場所
壁から顔を少し覗かせた。
もちろん、自分が賞金稼ぎだからだ…
ひめの
(へぇ~結構海賊いんじゃん♪
さて…誰から殺るかな~♪)
最新の手配書を漁り、今いる海賊と見比べる。
ひめの
(おっ‼こいつは濡れ髪のカリブー。懸賞金は、2億1000万ベリーかぁ~。じゃあこいつから…)
また、壁から海賊たちを見ようとしたら…
身体が沈んでいた……
私の周りだけ沼になっていた。
ひめの
「ナニコレ‼なんで‼?」
?
「ケヒヒヒ、おねぇさぁんよぉ~。ここで何してるのかなァ~??」
私が今まさに狙おうとしていた奴がいた。
ひめの
(カ、カリブー‼‼こいつ能力者か‼‼しかも、ロギアかっ‼)
カリブー
「で、おねぇさんは何者なのぉ~」
ひめの
「私は、賞金稼ぎだ‼‼」
カリブー
「知ってるよぉ~ん、
”首落としのひめの”。
嘘言ったら、生き埋めにしちゃうつもりだったけど、正直ものだったし、かわいいから俺の仲間にしちゃうよぉ~ん」
ひめの
「だれがお前のなか…んん‼」
声を出せないように、能力でくちを塞がれた。
カリブー
「そんな可愛い声出さないでよぉ~ん。
ちょっと眠っててもらうだけだからさぁ~」
ひめの
(嫌だ嫌だ嫌だ‼私は、もう一度ゾロと会わなくちゃいけないの‼くいなの最後のお願いをやらなくちゃならないんだ‼)
ひめのはコウシロウからもらった刀、妖刀の邪道一文字を握りしめた。
ひめの
(助けて、ゾロ‼‼‼)
ひめのの涙が落ちて、ひめのの姿は底なしの沼に消えた…
______助けて、ゾロ‼‼‼______
ゾロ
「ひめの?今、ひめのの声が…」
(嫌な予感がする…
無事なのか、ひめの…)