• テキストサイズ

両片想い

第2章 学年一のモテモテ王子


朝練が終わり、教室に向かう時間。私はこの時間があまり好きじゃない。
その理由はー

女子
「キャー! 見て! 圭太くんよー!」

女子
「あぁ…今日もクールでいいわぁ…」

女子
「圭太くんの笑った顔、見てみたいなぁ」

キャーと言ったり、圭太を見てうっとりする女子達。

女子
「今日も隣に居るよ、あの女」

女子
「あー、幼馴染みの子でしょ? いーよねー」

女子
「チッ…調子に乗ってんじゃねーよ。」

怖い。怖い怖いこわーい!!
そう。私の幼馴染み、圭太は学年一モテる男。
学校内を歩けば女子達は、キャーキャー騒ぐ。そして、いつもその隣に居る私を女子達は目の敵にしている。

だから、たまに変な嫌がらせをされる。
靴箱の中にヘビのおもちゃが入っていたり、机にペンで『バーカ』とか『アホ』とか書いてある。
/ 106ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp