第3章 入学式
次の日、黒子くんと待ち合わせして誠凛高校へ向かう。
今日は、入学式なのだ。
そして入り口で待っていたのは、なんともまぁ盛大な部活勧誘だった…
『うっ…すごい人…』
「美紗菜さん、僕と居れば大丈夫ですよ?」
そう言って私の手を掴むと前へ歩いていった
『えぇっえっ////』
今私は、俗に言う手を繋いでるわけだ…こんな光景目立つに決まってる!!と思ったのだが…
(なんかめっちゃ進んでる!?)
他の生徒は、全然進めなくて困っている様子なのに私たちは、すいすい進んでいく…というか…気づいてもらってないっ
「美紗菜さんは、何か部活に入りますか?」
『えっ?私?特に考えてないかなぁ…黒子くんは?』
「僕は、バスケ部です。美紗菜さん、マネージャーになりませんか?」
『マネージャー!?むっ無理だよっ!!私人見知りだし…』
「そうですか…残念です…」
そんな顔をするなぁぁぁ断りにくいだろっ!!
『…良いよ…』
「え?」
『良いよッ!!私マネージャーするもんっ人見知り直すんだもん!』
「なら決まりですね♪」ニコッ
そう言ってまた私の手を掴み歩きだす。
向かうのは、バスケ部