第4章 部員勧誘とテストとバレー部

ー放課後

第二体育館


仁花「…」


おそるおそるのぞき込む仁花。


「あんた、それじゃあ怪しすぎるよ。」

仁花「やーちゃん！ やっぱ怖い…（ｶﾞｸﾌﾞﾙ」


日向「谷地さん！

午後の英語の小テスト、さっき教えてもらったトコ出て…


３分の１も点取れた!!」


日向君が仁花にそう話しかけた。



仁花「!!!」



「単純…」


３分の１であれだけ喜んでるんなら苦労はないよな…







菅原「日向のコミュニケーション能力の高さよ… もう仲良くなってる…」
東峰「音駒のセッターとも最初から知り合いだったよな…」

月島「３分の１で喜ぶなんて…」









あぁ、きっと あの三人の会話は仁花と日向君には届いてないんだろうな…