第2章 中学校卒業
「終わったー」
「お疲れ様!凪」
ボク、海風凪は地元の中学校を卒業して
4月から古くからある魔法学校
「マジックミラージュ魔法魔術学校」の魔法美術科に進学する事になりました
この学校は「魔法美術科」「魔法スポーツ科」「魔法化学科」「戦闘用魔法科」等…様々な学科に分かれて学ぶことが出来る
空き時間に学科を超えて好きな科目も取ることが出来るらしい
出来たら戦闘用魔法も学びたいな
中学までは義務教育で魔法の基本的な事…日常で使用する事を学んで進学するか仕事に就くかを決めます
親からの勧めでここに入学したのだけれど
入学案内の書類の中に新入生代表のあいさつについての書類について書かれていたのにはびっくりしたな‥
確かに、他の人に比べて魔力は高い方だけどペーパーテストはあまり得意な方じゃない
私は友達と一緒に中学の生徒会のバッジを先生に返すと
「マホウが当たり前にある世界
魔法が全くないセカイ
その二つの世界が再び交わる時
今迄に見た事のない奇跡が起きる」
という声が聞こえた
周りを見渡しても私と友達以外‥誰も居ない
何だったんだろうと思いつつそのまま帰っていった