第3章 そんな日々が壊れた日
リアside
あの一件以来…私とグレイはよく一緒にいるようになった。
グレイはあのイヤリングはあまり付けなったけど、いつも持っていてくれた。
一回付けさせたら大変だったんだよ。
ハッピーが、
ハ「あ~っ!!グレイとリアがお揃いのイヤリング持ってる!!」
って叫んだのを皮切りに、マカオやワカバに冷やかされ、ルーシィに巻き舌風にからかわれ、ナツとグレイが大喧嘩。
流石に収拾がつかなくなったから全員感電させて止めた。
あの後グレイに散々謝ったっけ…。
私が付けさせたから騒ぎになったわけだし。
だからもう無理やりは付けさせない。
グ「リア、飯食わねーか?」
「うん、いいよ」
ミ「2人とも仲がいいわね~。もしかして恋人かしら」
「違うよミラ!」
グ「…………」
ミ「グレイはまんざらでもなさそうね」
グ「んなっ!!」
「グレイ!!」
ミ「フフッ」
ギャラリーside
ナ「なんだよ~リアの奴…グレイとばっかいやがって」
ル「なに?ナツ妬いてるの?」ニヤニヤ
ナ「は?なんも焼いてねーけど」
ル「字が違う…嫉妬してるのかって聞いたの!!」
ナ「嫉妬?ん~…わかんねーや。ただモヤモヤすっから暴れっか」
ル「やめなさい」
ハ「にしてもなんで急に仲良くなったのかな?」
ル「確かに…今までは別に普通だったのにね」
ハ「もしかしてデキちゃってるのかな?」
ル「まさか」
ハ「でもお揃いのイヤリング持ってたよ」
ル「そういえばそうね。よ~し、あとでリアに直接聞いちゃお!」