第2章 宮地家専業主婦!
瑞穂「はい、鞄持った!?定期持った!?鍵持った!?名刺入れ持った!?名刺持った!?あと……」
清志「だーいじょぶだって。どんだけ心配してんだよ」
7時。清志を送り出す。真成と和真は、まだ朝食を食べている。
清志「んじゃ、行ってくるわ」
緩いネクタイのまま、玄関を出た。
瑞穂「ふぅ……」
さて、真成と和真の支度をしなくては。
くるりと振り返り、リビングに入る。
二人は、テレビなんぞを眺めていた。
『おは朝占い!』
ちょうどおは朝占いだった。
『今日の最下位は蟹座!災難が降りかかるので、気をつけて!
ラッキーアイテムは……薔薇!』
蟹座……あ、緑間って蟹座じゃん!
大丈夫かな?