第10章 西谷 夕2
しばらくの時間が、私たちの間を通って行った
お互いの告白の後、恥ずかしくて話せないでいる
えーっと、そろそろバスが出発する時間だよね?
西/私「「あの‼」」ハッ
あわわわわわ・・・同じタイミングで言っちゃった~・・・・・!
「に、西谷君からどうぞ・・・」
西「あぁ。・・・・・えっとさ、オレたち付き合うってことでいいのか?」
ちょ・・・直球でくるね・・・・・・!
「あー・・・うん。付き合うと思います」
そう言うと、西谷君はにかっと笑った
西「そうか!じゃあ、これからもよろしくな、彩香‼」
「うんっ‼」
学校は違くても、心はいつも近くに・・・・
こうして、私の片思いは、終わりを告げた