第8章 田中 龍之介
「龍っ」
その名前を聞くと、不良たちはざわめきだした
男1「まさか、烏野の田中かっ?」
男2「あの、アズマネの手下・・・!」
・・・なんか、すげー勘違いしてるぞこいつら
アズマネって、旭さんのことだろ?
龍は、勘違いに気づかないで、言った
田「てめぇら・・・今度彩香に手ぇ出したら、ただじゃおかねぇからな・・・!」
男共《ひ・・・ひぃっ‼わかりました!さっせんでした‼》
龍の凄みに怯えたのか、男共は一目散に逃げていった
「あ・・・龍!あ、ありがt」
あたしがお礼を言おうとしたら、肉まんを口に突っ込まれた
「ふぅ!?はひふんほ‼(龍!?なにすんの‼)」
ってか、肉まん熱ぃ‼火傷させる気かっ!?
田「ほれ肉まん。・・・礼なんて、いらねーよ」
なんだよ、意味分かんねぇ
田「家まで送る」
「はぁ!?お前の家逆方向じゃねーか‼」
田「また、あいつらみたいなのが出てきたらどうすんだよ‼」
う・・・・・それは・・・
田「とにかく、帰るぞ」
「はぁ・・・わーったよ」
また出てきて、めんどーなことに巻き込まれるのも嫌だしな