第8章 田中 龍之介
小学生の頃のあたしは、毎日バレーに明け暮れていたんだ
あたしは特にレシーブが上手で、スタメンでもリベロになってたんだよ!
でも中学に入ると、クリーニング屋が繁盛し始め、店を手伝うためにバレーから離れたの
本音を言うと、悲しいし悔しかった。まだバレーしてたかった!
男バレの練習見てると、そんな感情が込み上げてくる。見てるだけでも楽しいけどな!
あーバレーしてぇ・・・
するとそこに、夕が近づいて来た
西「なぁ彩香!1年にレシーブ教えてやってくれないか?」
「?レシーブを、1年に?」
西「あぁ!オレ、教えんの下手でよー、彩香なら上手く教えられそうだからな!」
って、ちょっと待て。
・・・あたしだって、人に教えたことねーよっ!
「いや、あたし無r」
日「先輩!教えてくださいっ‼」
なんか、すっごいキラキラした目で見られてる!
・・・仕方ねーな
「ちょっとだけだからな!」
日「あざーっす!・・・ほら、月島も‼」
月「別に、教えてほしいなんて言ってないし」
うっわこいつ、性格悪っ(人のこと言えねーけどな!)
・・・でも、これでバレーができる!よっしゃー‼
そして、あたしは朝練と、暇な時は午後練も教えることになった
これから忙しくなりそうだなっ!