第6章 西谷 夕
「はいっ、これで大丈夫」
絆創膏を貼って、手当てが終わった
西「だから大丈夫だって」
西谷くんは、不満そうに言うが、私は聞こえないふりをして、ぼそっと私はつぶやいた
「・・・本当に心配したのに・・・・」
西「 ?何か言ったか?」
「え!?な、何も言ってないよ!」
かあぁと赤くなっている顔を見せないように、私はそっぽを向いた
ふぅ、今のが聞こえてなくて良かった
でも、この後どうしよう!?
色々考えていると、後ろに何かが乗っかった感覚がした
後ろを向くと、
「わっ」
西谷くんが、私に抱きついていた
「ににに西谷くん!?」
驚いて名前を呼ぶと、
西「んぁ?・・・うわぁっ‼」
何故か、西谷くんも驚いていた
西「ごめん‼本当にごめん‼」
「いや、大丈夫だよ」
しばらく、間が空いてから
西「・・・練習、やるか?」
「そうだね・・・」
と、保健室を出て、中庭へ向かった
び、ビックリした~・・・