第3章 月島 蛍
しょうがないか・・・だったら
「お~い、誰かいませんかっ?」
月「ちょっ・・・何してんの?」
「何って、助け呼んでるんだけど」
このままじゃ、出られないし
・・・まぁ、誰も来なかったら、最終手段があるけどね?
月「誰も来るわけないじゃん」
「やってみなくちゃ分かんないでしょっ!」
月「・・・・・・」
ん?月島が黙った・・・?
ま、いいや、早くここから出たいし
すると、月島が
月「・・・虫」
と言った
「へっ!?どこ?」
月「床・・・にミミズ」
恐る恐る床に目を向けると
ミミズが、床を這っていた
「ひっ・・・ぎゃあ!」
私は、悲鳴を上げながら月島に抱き着いてしまった