第7章 社内恋愛

「おい準備出来たか？」


「あ、あの…ネクタイとか……。」


「なんだよ？俺のじゃ気にくわねーの？」


「ワイシャツは…大きいですし、
ネクタイは少し…派手過ぎるかな…と。」


「んなこと言われてもなー。
帰らなかった奴は誰だったかなー。」


「う、ううぅ……。」


昨日といえば特に何もなく
ただ普通に飯を食べて風呂に入って
さっさと寝ていた。
いつもと違うのは栗橋が居た事。

手が早い俺とはいえ男となんて
したことがないから何もしなかった。
いや、出来なかったが正しいのか…。





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