第4章 救いを求めて
助けて…
クラスメイトに
あんたも悪いやつなのに
いい子ぶってんなよ
と言われて
明日から居場所があるのかわからなくて
幼い頃から受けてたいじめが
また再開するんじゃないかって
不安で不安で
手が震えて
だから遠まわしに
幼馴染に助けてのエールを送った
ただ。
助けて欲しかった
俺がついてるよ
って慰めて欲しかった
きっと彼にとってはもう
どうだっていい存在なのを
忘れてしまっていたから
怖い
反抗した。
反抗できたし。
意見も言えた。
気づくはずの
私から君への伝言
助けて