• テキストサイズ

愛ノ詩

第14章 不器用な君


そんなとき

君は僕の手を掴む

なにも喋らずに

僕の手を自分のポケットにしまう

そして頭を静かに撫でる

赤になる信号機

君が

「アレ」

と山の方を指さす

僕は何かわからなくて

いままで下げてた顔を上にあげた

そしてなにもない先の光景に

「なにがあるの?」

って聞いたら

「あるわけないじゃん」

とイタズラに笑う

そと時はイラッとして

君をバシバシ叩いた

だけど

今冷静になって考えると

アレは僕が泣いてないか

確認するためだったんだね

君はいつも僕をふてくさせる

君はいつも僕を笑顔にする

そんなそんな

君を僕は

きっと世界で一番愛してる
/ 29ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp