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愛ノ詩
第13章 ふてくされる僕
寒い帰り道
君が恋しくて
離れたくなくて
出来るだけ長くいたくて
歩幅がゆっくりになる
泣きそうで俯いて
トボトボ歩いてると
君は僕に歩幅をゆっくり合わせる
それでも
君の歩幅は僕よりは大きくて
すぐ置いていかれちゃう
いままで我慢してきた
寂しさ虚しさ
全部込み上げて
とうとう鼻を啜るぐらい
じわっと泣いてしまった
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