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愛ノ詩

第8章 聖夜


いらっしゃいませー!

私はそんな雪の降っているクリスマスに朝からバイトを入れて働きまくっていた

クリスマスの日って働く人いなくて時給高くなるしラッキー♪

と心で喜んでいると

すみません。

男性の声で呼び止められた

はい!お会計ですか??

と笑顔で振り向くと

やっぱりここに居た。

そう言われたので顔を見上げると、そこに居たのは学校でひとつ上の先輩だった。

先輩?

先輩はかっこいいし彼女にプレゼントでも買いに来たのだろう。そう思って私は軽くお会計を済ませた。

手、出して

え?

そう言われてスッと手を差し出すと私のサイズにピッタリな指輪を付けていた

先輩!?/////

今日はクリスマスだからプレゼント

ふぇ??/////

ずっと大好きだったんだ君のこと。


そうして雪は降り積もって寒い中二人寄り添って手をつないで歩き続けた。

雪はすぐ溶けてしまうけど

きっとそんな簡単に溶けない恋という名の雪を私はサンタさんからもらったんだから
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