第2章 ドSとドSは混ぜるな危険
土「貴方。総悟」
「「なんだよニコチン依存症野郎」」
土「…始末書書け」
「「はい?」」
土「お前らまた攘夷志士捕まえる時に家何件も壊しただろ」
「何言ってんだよ。何も捨てる事ができないで何かが変わると思ってんのか?」
土「進〇の巨〇のパクりだろ!」
総「じゃああのまま取り逃がせって言うんですかぃ?」
土「いいからさっさと書け!」
書類を置いて立ち去るニコチン依存症野郎。
総「……」「……」
「「よし逃げよう」」
真選組の中で二人は実にいいコンビだと言われている理由が少しは分かるだろう。
~商店街~
「なんで始末書なんて書かなきゃならねーんだよ!」
バッコン!
近くにあった缶を思いっきり蹴ると…
「ぐは!」
誰かに当たり、倒れた。
「…総ちゃんダメじゃん缶なんか蹴ったら!」
総「人に罪をなすりつけないでくだせぇ」
「え?なすのはりつけ?」
「おい!誰だ!缶を頭に投げつけた奴は!」
あ…起きた。
って…
総「おや旦那じゃないですかぃ」
「うげ…」
天然パーマに銀色の髪をして腰に洞爺湖の文字を入れた木刀。
加えて死んだ魚の目をしたやる気のない目。