第4章 もしあのシーンが主人公だったら…
ハァハァ…
「まだ脈はある…このまま真選組にたどり着ければ…」
それまで私の体力が持つか……
これぞまさに、体力勝負
しかし、疲労と空腹により、次第にフラフラな足取りになり、ガレキで空いていた穴に落ちてしまった。
「やば…!」
とっさに近くのガレキに捕まったが、総ちゃんが上の方に居る。
(土方さんと同じ状態)
「く…このままじゃ…」
底は全く見えない。
まぁ落ちたらまず、助からないだろう…
「……だれ…か」
腕にもそろそろ限界が来る。
(もう無理だ…!!!)
ヒョコ
………………は?
ヒョコ?
なにそれ?
そんな効果音あんの?
見上げると、見下したような顔の総ちゃんが。
「へ……?」
まず驚いたのが…
鎖が外れてるよ!!
なに?
なんで?
爆発するんじゃないの?
え……えぇ…!!!??
(°□°;)
総「なかなか楽しかったですぜぃ貴方。また遊んでくだせぇ」
(遊びとかの次元越えてるからね!?てか、ちょっと待て~!!!!!!!)
腕の限界よりも先に、ガレキが限界だったようで、崩れる。
そして私は奈落の底へと……
ああ…パトラッシュ…僕もう疲れたよ…
作「どこにパトラッシュが居るの?」
ああ…ためごろうさん…私もそっちに行っていいですか…?
「サヨナラドクシャサマ。ワタシハモウ…ツカレマシタ…」
作「カタコト!?そして死ぬな~!!この小説終わるぞ!」