第4章 もしあのシーンが主人公だったら…
バタリ!!
「ん…?」
鎖を切ろうとしている時、(作戦は鎖をガンガン切ろうぜ)後ろに何かが倒れた音がした。
「総ちゃん!?」
振り返ると、倒れている総ちゃんが。
総「貴方…俺はもう無理みたいでさぁ…」
虚ろな瞳。気弱な声。
いつもの総ちゃんとは、比べものにならない。
原因は勿論、空腹のせい。
アホ作者のせいであと何時間かは分からないが、(作 飛ばしたのあんたらだろー!!?)もうずっと何も食べていない。
【一人脱落か?】
薄ら笑いを浮かべながら、モニターがついた。
【まぁ………………という訳だ】
「だからわかんねぇって!」
総「貴方早くそこのロッカーを開けてくだせぇ…」
少し元気になってるところから察するにいい物なのかな?
開けてみると……
「…チュウパットだよ!なんだよこれ!」
これで腹を満たせと?
ざけんな!!