第2章 -俺、超絶普通!-
「何でこんなに暑いんだ...
まだ春だっていうのに... 」
「定義として4月は春って言ってた」
「どうでもいい(キッパリ」
現在4月の中旬。
だが、気温は30度超え。
今年の春は異常な程暑い。
夏とかもっと暑くなったりしたらめっちゃヤバそう...
てかヤバいだろ
「そう言えば今日転校生が来るらしいぜ!
噂では、超美少女らしい
何でもうちのクラスにだってよ!」
「新学期かつ連休明けのすぐに転校生?
ふざけんな。
興味ねーわ」
どうして連休明けかというと、学校の創立記念日のため一日休みで日曜はさんで、次の日は地域の交流会がどうたらこうたらで、教師が皆出掛けるとのことで休みだった。
「本当に興味無いのか?
正直に答えろ!
実際はとっても気になっているのでは!?」
「お前超ウザイ!
うるさい黙れ。声でかい。
態度もでかい」
「最後の酷くねーか!?」
「別に特別凄いとかそういんのじゃないんだろ?」
「美少女ってとこが... 」
「そこはどうでもいい。
俺が求めているのは
"非日常"
だ。
そういう類いのだっつーの!」
悠登はニコッと笑って、
「ほんと昔っから変わってないなお前は」
「はっ... ///うるせーよ... 」
最後は怒る気すら失せた
まぁ期待はしてねーが、その転校生が俺が求めている"非日常"へ、導いてくれればいいが...
あぁ、もう訳わかんねぇ!!