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『  』に溺愛される少女がいたそうですよ?

第15章 盟約から始まるなんちゃらは乙女の悩み。


空は絶叫していた


空「ま、まさか、
まさかそうなのか!?
このチャンスを逃せば一生彼女できないという
俺の浅ましいコンプレックスが
この土壇場で判断を曇らせたというのか!?
この俺が!?」



白「………にぃ、彼女、いらないって
白が…いれば、いいって……言った」


不機嫌そうだ
そんな白をよしよししている
花もなんだか不機嫌だ


空「強がってましたーーーー!!
すいませんでしたーーーーー!!!」

凄い勢いで土下座をする空



空「だ、だって妹に手ぇだせないじゃん!
ましてや11歳じゃん!
ポリスのお世話になっちゃうじゃん!
花だって、白のお気に入りで
手ぇ出したら兄ちゃんの良心が潰れちゃうじゃん!
すんげぇ手ぇ出したいんだけど我慢じゃん!
兄ちゃんだってお年ごろだからそういう
願望だって――」


要求されたステファニーを置き去りに
未だに頬を膨らませている白と
自分はそんな目で見られていたことに
若干引いている花に


謝り続けている空



ステフ「(盟約に否定権はない
受け入れなくてはいけない

でも、あんまりですわ!


そんな強制的なものなのに……



私も無視してあの方々と話されているなんて…
なんでしょう………




こんな男に、こんなやつに


嫉妬しているというの!?)





認めるわけ無いでしょーーーー!!!!」
『ビクッ!!』
空「うぉ!びっくりした」


自分の感情が信じられず
叫ぶステファニー
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