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『  』に溺愛される少女がいたそうですよ?

第14章 欲に負けるかっこ悪さ。


ステフ「賭けるものは、なんですの?」

にやりとねちっこく笑った空

空「お前が勝ったら
お前の要求を全て呑もう
お前が負けた理由、イカサマの真相を
教えてやるのもいい。
愚王のジジイを侮辱した罪で、死ねと
いうならそれも仕方がない」


花は思った

また挑発した…と

《愚王のジジイを侮辱した》
このフレーズ…

愚王のジジイには変わりないが
それを口に出してしまった。
一応、この国の王だったのに
すまなかったと謝ってやる。

それこそ、侮辱



『(駆け引きだろうけど、ひどいな…)』


空の邪魔にならないように黙っておく

ステフ「このっ!」

ステファニーが怒るのも無理はない


空「で、俺が勝ったら
逆にお前が俺の要求を全て呑むわけだ」


楽しそうに
だが、冷静で不気味な笑顔の空

空「こっちは命賭けるんだ
そっちも貞操とかいろいろ賭けてもいいだろ?」



少し食い下がったステファニー


ステフ「引き分けたら?」

空「俺はイカサマのヒントだけ教える


そのかわり、些細な願いを叶えてくれないか?
数日はこの宿で食いつなげるんだが
その後の宿も食いもんもないんだわ」


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