第9章 ポーカーフェイスをするが勝ちよ。
空達の後ろのテーブルで
恋人同士と思われる男女が
言い争いをしていた
男のほうがテーブルを感情のままに
拳で叩いた。
テーブルの上に乗っていた
グラスが地面に落ち、割れてしまった
ガッシャーーーン!!
すると
空に抱きかかえられて寝ている
花の目がゆっくりと開いた
『そ……ら?』
空は頭を優しく撫で
白は首に抱きつく
白「……具合、大丈夫…?」
『うん、大丈夫。
白ちゃん心配かけてごめんね…?』
空「花、今からこの人とゲームする。
賭けるものとして俺達3人…にしたが、いいか?」
『…うん、いいよ。………空白だもん』
花は眠そうに
空の懐に頬を寄せながら承諾をした
空はニヤリと笑い
空「じゃ、
始めようぜ?」