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『  』に溺愛される少女がいたそうですよ?

第4章 チェスごときでございません。


仲良く戯れる花と白

妹に邪魔され、遅れをとり
挫折のように床に崩れる空

対照的な空間の中に小さな機械音が鳴る。



テロン


白「……音はテロン……3番メインアドレスの
着信音………これ、かな?」

メールを見てみる


《新着1件――件名:『  』達へ》


白「………?」

花も首を傾げる


『達?……』


白「………にぃ」

空「なにかな?
寝ると言って兄ちゃん1人にゲームを
放り出して、物理的な縛りプレイさせた上に
花の甘いひとときを奪った鬼畜妹よ」


白「……これ」


兄の皮肉を聞かないふりして
問題のメールを指さす。



空「うん?――――…なんだこれ」


空もそのメールの特殊性に気づいた。


パソコンからメーラーにアクセスする。






空「………なんで『  』が兄妹だって
知ってるんだ?」







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