第18章 コンビニに行くお手軽さ。
空「ステフ、このギャンブル大会
いつまでだ?」
ステフ「今日が、最後ですわ」
夕方
勝ち残った人に誰も異議を唱えなければ
決るという
パッタン
今まで無言で本を読みあさっていた白は
読むのをやめ、立ち上がる
空は大きく伸びをして、頬を叩く
花は空に抱きかかえてもらい
ステフに微笑む
空「うっし!
なぁ、兄ちゃんが何をしようと
ついてきてくれるか、妹よ」
白「…ん」
空「花は、俺達の事
見ててくれるか?」
空だけでなく白も花の言葉を
待っていた
『うん、見ていたいな
「 」の一番の味方として』
空達はぱあっと明るくなる
空「2人とも即答だな
こっちは結構覚悟固めるのに」
白「…嘘」
『空、楽しそう』
空「ははっ、やっぱわかる?」
と、悪戯ぽく3人は笑う
そして、
言うなり、歩き出す
ステフ「ちょ、どこ行くんですの!?」
空「王城」
へ?
即答した内容が急すぎて
間抜けな顔のステフ
ニコッと笑う花
『ステフさんのおじい様が
正しかったと証明しに行きますよ』
え?