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アンバランスな恋模様

第12章 12日目




「あ、潤くん、」



テレビを見るが私にお知らせ。うん、わかったよ、そうやってメンバー映ったからって、いちいち私に知らせなくても大丈夫ですよ。


ん?いや、つまずくとこはソコじゃない。おい、、今潤くんのこと、




「ねえ、」


呼びかけるとテレビに夢中なが振り向いた。


「潤くん?」


「え?」


「いつの間に、潤くん?」


「は、い?潤くん?」




この人少し前まで松本さん呼びだったのに、いっきに潤くんへの距離近づいてません?何、エキストラの一件からなんかあったの?



ポカンとしているの顔が何かに閃いた。



「あ、ほんとだ!潤くん、だって。」


へらへら笑う。いや、こっちは何にも面白くないよ。




「和也くんは?」


「はい!?」


「呼ばせてあげるよ、和也くんって。もしくは和也、いや、かず?かずくん?かずぴょん?さあ、どれがいい!」


「い、いいえ!滅相もございません!二宮くんで!」


おい、断るか普通。


「…さんって呼んでやる。」


「え、なぜ…」


「味わえ、も二宮くんって呼ばれ続ける私の気持ちを。」


「あ、あれ?…いや、だった?」




が明かにへこんだ。しゅんと小さな犬みたいな目でこっちを見る。


よく考えてみた。思い出すのはが「二宮くん」と呼び笑う姿、泣く姿、いじける姿、怒る姿、照れる姿…



あれ、私








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